道産子にとってのお赤飯とは

昨日たまたま
『北海道には甘納豆のお赤飯があるけど何故?』
という話をテレビで放送していました。
札幌の学校法人光塩学園の創設者で初代学長の南部明子先生が
「誰でも簡単に美味しいお赤飯を作ることができたら…」
との思いから昭和20年代に考案されたといわれているそうです。
一般的なお赤飯は、小豆を水にうるかすなど下ごしらえが必要で時間がかかることから、小豆の代わりに食紅で色をつけて米を炊いて甘納豆を混ぜるだけという簡単な調理法を確立したところ、大人気になったとか。

私が子供の頃は、お赤飯=甘納豆でした。
なので小豆のお赤飯を知ったのは、大人になる頃です。
何故かと言うと、母が甘納豆のお赤飯が好きで赤飯には必ず甘納豆を入れていたので、
お赤飯=甘いもの
と思っていました。
ですが何かの折に小豆のお赤飯を食べたら

『美味しい!』

と思った記憶があります。
それ以来お赤飯=小豆派になりました。
子供の頃は甘くて美味しいと思っていましたが、大人になるとほんのりごま塩味の方が好きでした。
なので今自分で作る時は小豆で作っているし、子供達も小豆の赤飯が大好きです。

それに今は便利なものが沢山出来て、お赤飯の調理が簡単になりました。
私は圧力鍋を使って作ったり、市販のお赤飯の素を利用して手軽にお赤飯を作っています。

圧力鍋で仕込不要15分時短でお赤飯【クックパッド】

余談ですが同じ理由で黒飯も好きです^^
で、ちょっと調べたら、黒飯も地域によって知らない方もいるらしい…。
黒飯と書いて『こくはん』と言います。
黒豆を使ったおこわで、弔事の際に頂きます。
弔事でしかお目にかかる機会はないですけど、密かに好きなご飯です。

こうやって調べてみると、北海道っていろんな文化が入り混じっている地域だという事がよく分かります。
ある意味独自色満載な場所ですね。
歴史は浅いけど、いろんな地域の人達が入植して開拓してきた歴史を持つ北海道のおおらかさが育まれた理由がよく分かる気がします。
私はそんな北海道が好きですが、まだまだ知らない事も沢山あるのでしょうね。

お読みいただきありがとうございました。

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