我が家の中学受験の話

1月も間もなく終わりますね。
ご無沙汰してしまいましたが、この間に我が家では一大イベントがありました。
何かと言うと…
長男の中学受験です。
無事志望校に合格しましたが、そもそも自分は経験すらしていない事なので、いろいろ考えることはありましたね。
とりあえず次は諸手続ですが、受験を視野に入れた2年前からの話をちょっと綴ってみようと思います。

そもそも中学受験をしようと思った動機はと言うと、知人の
『公立の学校だと授業だけじゃ上の(ランクの)学校に行くには厳しいから塾に通う人が多いし、塾代も馬鹿にならないよ。私立だと授業料は高いけど環境は整っているから、私立も視野に入れてみたら?』
という話でした。
それまで公立の中学に行って、高校受験するくらいの意識しかなかった私。
(北海道はまだまだ中学受験は一般的ではありません)
そう言えば東京出身の友人は数年間
『東京だと中学受験の方が主流だよ』
なんて話をしてましたが。
幸い長男はそこそこ勉強は出来たので、どんなものかちょっと調べてみても良いかな?
と思って、資料やHPを見始めました。
その中で
『学校の特色を知りたかったら、学校見学に行くのが一番です』
とあったので、当時5年生だった長男に
『地元以外にいろんな中学校あるけど、一度どんな所か見てみない?』
と誘ってみました。
そんな軽い気持ちで近くの中学校2校の見学会と学校祭を見に行きましたが、ここで長男が
『こんな世界があったんだ~』
と興味津々となりました。
自分の知っている小学校の世界とはまた違った光景に、目を輝かせている長男。
自分の身の回りの同級生とはまた違う、ちょっと落ち着いた生徒達の言動や、整った施設設備に感動してました。
これは受験を考えてみてもいいかな?
と思い、私ももう少しそれぞれの学校について調べてみました。

それと同時に、勿論夫にも相談しました。
私立となれば授業料もそれなりにかかりますし。
夫の意見は
『反対はしないけど、あの学校のランクだと(大学進学は)どうかなぁ?レベル的にそこまで高くないと思う』
でした。
当時の長男の将来の夢だと、大学も高い偏差値が要求される学校に進まなければならないので、そこがネックだったようです。
ならばもっと偏差値の高い中学校も視野に入れてみるか?
という話になり、見学にも行きました。
ですが、ちょっと校風が長男に合うかな??
と夫婦で疑問符が付いたので、そこは止めましたが…。
そんな感じで、夫婦間の意見調整にも結構時間がかかりましたね。
ですが、やはりここはしっかり話し合わなければならない点だと思いました。

そして私が重要視したのが、通学時間と距離。
実際説明会の時に
『実際片道1時間半かけて通学している生徒もいますが毎日疲れてますし、本人の意思がしっかりしてないと途中でくじけてしまうので、願書を出す前によ~くお子さんと話し合ってください』
と言われたこともありました。
小学校を卒業したての子がいきなり長時間公共交通機関で通学するとなれば、それなりに大変だし負担も大きいのは目に見えてます。
まして今はコロナ禍。
極力通学時間の短いところが良いと考えました。
(そこが一番なら地元の学校が一番近くて通学は楽ですね)

そんな感じで、夫婦や長男とあれこれ話し合って中学受験をすること、志望校をどうするかを最終的に決めたのは6年生に入ってからでした。
一応5年生の時に小学校の担任の先生には中学受験を視野に入れてるという事は伝えておきましたが…。
多分遅い方なのかな?
早い子(と言うか親?)だと3年生くらいから塾に通ったりしてる子もいるという話を聞いたので。
早いに越したことはないのかもしれませんが、やはり本人の意思を大事にしたかったので、その都度本人の反応を見るようにしてました。
あくまで決めるのは本人。
親は選択肢を与える役割だと私は思ってます。

そして中学受験だと小学校でいろんな手続きはしてくれないので、親が願書を出したり書類を取り寄せたりしなければなりません。
なので受験要綱と睨めっこしながら、見落としはないか何度も確認しながら手続きしました。
小学校に依頼する書類もありますし、提出期限も学校によって違うので、書類関係の手続きは早めにしてました。
なので願書の提出時期はまた別の意味で緊張感あふれる日々を送っていました。
高校や大学受験だとある程度学校がやってくれるのはありがたいですね。

いろいろ経験して感じることも多々あったこの2年足らずの期間。
受験に対して興味のある方も多いかと思いますので、また次回いろいろ綴ってみたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。


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